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「オキアミ油」の摂取で脳の情報処理速度がアップし記憶力や思考力が高まる

投稿日:2月 22, 2017 更新日:

DHAやEPAが豊富なオキアミ油

これまで、「脳の神経細胞は年とともに減るいっぽうである」という考えが常識とされてきました。しかし、最近の研究では、脳の神経細胞を新たに増やすのは不可能ではないことがわかってきたのです。

そんな中、脳の神経細胞の新生を促し、脳そのものを若返らせる効果が期待できるとして、杏林大学医学部教授の古賀良彦先生が注目しているのが、「オキアミ油」という食品です。

オキアミとは、甲殻類に属する海のプランクトン(水中を漂う小さな生物)で、形はエビによく似ています。その生息数は莫大でクジラや魚類の主要なエサとなっています。また、私たちにとって身近な存在で、干物や塩辛、魚醤(魚で作ったしょうゆ)などの加工食品の材料にも使われています。

オキアミ油はオキアミから得られる油で、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの脂肪酸(油脂の構成成分)、ホスファチジルコリンという脂質、アスタキサンテンという赤い色素などが豊富に含まれています。

DHAもEPAも、血管をしなやかにするとともに血流を促して血栓(血の塊)ができるのを防ぐ効果を備えています。DHAやEPAを補えば、脳の血管が若々しく保たれるとともに、脳の血流も促され、記憶力や思考力が高まると考えられます。

ホスファチジルコリンには、脂肪の代謝(体内で行われる化学反応)を促し、血液をサラサラにする働きがあります。また、脳の神経細胞の情報伝達物質としても働くので、頭の回転を速くする効果も期待できます。

アスタキサンチンは、脳の神経細胞に害を及ぼす活性酸素(攻撃力の強い酸素)を強力に除去する働きを備えています。

脳の酸素量が増え計算力もアップ

古賀先生たちの研究グループは、オキアミ油の摂取で脳の情報処理速度がアップすることを試験で確認しています。

試験では、60~72歳の健康な男性30人を2グループに分け、一方だけにオキアミ油を毎日2gずつ、12週間とってもらい、その間、両グループに対して、脳へ酸素を運ぶ血液中のヘモグロビン濃度の測定や、計算力を調べるテストを行いました。

その結果、オキアミ油をとったグループはとっていないグループに比べて脳に酸素がよく行き渡り、計算速度も顕著に向上していることがわかりました。

これとは別のラットを用いた実験では、オキアミ油の摂取で脳の神経細胞の新生が促されたことがわかりました。こうした効果は、人間でも期待できるでしょう。

オキアミ油は独特のにおいがあるので、そのままとるより、粒状に加エされた栄養補助食品で補うのがおすすめです。

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