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認知症対策

認知症も、早期発見、早期治療が大事

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デイケアで目覚しい回復例が続出している

2013年4月から、筑波大学において、MCIの人たちを対象に認知カを上げるデイケアを始めました。

そこでは、認知カトレーニング、運動療法、芸術療法など、さまざまなトレーニングを行っています。受講者の中には、日覚ましい回復を遂げた例もすでにあります。中でも、運動療法が受講者には人気のようです。

運動療法は、世界的な研究レベルで、認知症に対して最も有効性が高いことが認められています。ウオーキングや水泳などの有酸素運動をすると、脳の前頭前野の血流が改善することもわかっています。

筑波大学で実践したのは、健康運動指導士の本山輝幸さんが開発した筋力トレーニングです。

まだ学術的には認められていませんが、「強めの刺激を筋肉に与えることで、脳と感覚神経がつながって認知機能が回復する」という本山さんの考え方がベースになっています。

本来、脳からの指令は、上から下(中枢から末梢)へのトップダウンしかありません。しかし、くり返し行う筋トレで人目分の脳を刺激し、下から上への神経の伝達が可能になるのかもしれません。

脳の代償機能を鍛えて脳を活性化する

MCIの段階で、筋力トレーニングを含むさまざまな療法を行うと、認知症への進行を遅らせたり、引き止めることができます。それは、脳に代償機能が備わっているからです。

脳細胞は死んでいく一方で、新生も再生もしないというのがこれまでの医学の定説でした。

ところが最近、脳細胞は生涯にわたって新生・再生することがわかってきました。新しい細胞や残っている細胞を鍛えれば、脳の失われた機能を代償させることができます。そのためには、これまで使っていなかった脳の使い方の訓練が必要です。それをするのが、MCIのトレーニングです。

認知症も、早期発見、早期治療が大事です。「物忘れが多くなった」「判断力が低下してきた」など、思い当たることがあったら、早めに専門医療機関を受診しましょう。

物忘れ外来では、認知機能のチェックテストやMRI(磁気共鳴画像)などの検査、細かい問診などを行い、総合的にMCIかどうかを判断します。

認知症になると海馬の領域が萎縮してきますが、MCIでは萎縮は見られません。MCIが見つかったら、治る可能性があるのですから、むしろラッキーだと考えるべきでしょう。

→認知症はMCIの段階で対処すれば、進行を食い止める事ができる

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