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物忘れ防止の食べ物・飲み物

血糖値が高い人やメタボの人で物忘れが多い人は「ココナツ油」で改善できる

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脳がガス欠になって物忘れが多発する

近年、脳を健康で若々しく保ったり、物忘れを防いだりするためには、ふだんの食事でとる油選びが非常に重要であることが、専門医の間で話題となっています。

そうした中、順天堂大学大学院教授の白澤卓ニ先生は、ココヤシ果実の胚乳からとれる「ココナツ油」に注目しています。特に、中高年をはじめ、メタボ体質や高血糖で物忘れの増加に悩んでいる人は、ココナツ油を積極的に摂取することをおすすめします。

通常、脳の神経細胞は、ブドウ糖(グルコース)をエネルギー源として活動しています。脳の神経細胞がブドウ糖を取り込み、エネルギーに変えているおかげで、私たちは何かを記憶したり、考えたりすることができるのです。

ブドウ糖の原料は、主に食事などでとった糖質です。糖質をとると、胃や小腸でブドウ糖に分解され、血液中に取り込まれます。そして、すい臓から分泌されるインスリン(血糖値を調節するホルモン)の働きによって脳の神経細胞に取り込まれ、エネルギー源として利用されるのです。

ところが、インスリンは、加齢や高血糖、肥満、運動不足などによっその効きが悪くなる場合があります(インスリン抵抗性という)。すると、脳の神経細胞がブドウ糖をうまく取り込めなくなり、脳が慢性的なエネルギー不足である「ガス欠」の状態に陥ります。

その結果、物事を記憶したり考えたりする脳の働きが衰え、物忘れが頻発する、と考えられるのです。

中鎖脂肪酸をとればケトン体を増やせる

以上のように、中高年の中でも、血糖値が高い人やメタボの人は、脳がガス欠に陥っている可能性が極めて高く、そのせいで物忘れが多発しているといえます。

しかし、安心してください。実は、脳の神経細胞のエネルギー源になるのは、ブドウ糖だけではありません。

脂肪酸(油脂の構成成分)が肝臓で変換されてできる「ケトン体」も、脳の神経細胞のエネルギー源になることがわかっています。

つまり、高血糖やメタボなどが引き金となってインスリン抵抗性が生じ、ブドウ糖をエネルギー源としてうまく使えなくなっても、ケトン体さえあれば脳のガス欠を回避できるのです。そして、近年の研究によって、中鎖脂肪酸を摂取すれば、ケトン体を体内で適度に増やせることが明らかになってきました。

脂肪酸は主に飽和脂肪酸と、不飽和脂肪酸に大別できます。このうち、飽和脂肪酸は、長鎖・中鎖・短鎖に分けられ、中鎖の飽和脂肪酸(MCT)は、肝臓に直接運ばれてケトン体に変換されることがわかっています。

二カ月後には会話能力が向上

この中鎖脂肪酸を豊富に含み、物忘れを撃退する特効食として脳の研究者の問で注目を集めているのが、「ココナツ油」です。

実際、米国の女性医師メアリー・T・ニューポートさんが、アルツハイマー型認知症を患う夫にココナツ油をとらせたところ、その直後に顕著な改善効果が現れました。

具体的には、ココナツ油をとる前の認知機能検査(MMSE)の得点は14点でしたが、ココナツ油を朝食に加えて食べてもらったところ、4時間後に受けた検査で18点まで上昇したのです。

それ以来、毎食ごとに大さじ2杯のココナツ油をとるようになった夫は、二カ月後には会話能力が向上し、無表情だった顔に笑顔や精気が戻るなど、劇的な回復を見せたそうです。

とったその日に次々とステップが踏めた

また、白澤先生の患者さんも、ココナツ油を摂取して、アルツハイマーの症状が大幅に改善しています。

社交ダンスのステップが思い出せないと悩んでいた初期のアルツハイマー病の患者さんにココナツ油をとるよう指導したところ、その日の午後には次々と軽やかなステップが踏めたのです。以後、ココナツ油をとりつづけた結果、認知機能が回復して気持ちも前向きになり、日々元気に過ごせています。

ココナツ油のとり方は、妙め物や煮込み料理の調理油として使ったり、温かいコーヒーや紅茶、牛乳などに入れたりするのがおすすめです。

ニューポート医師のご主人の例からいえば、物忘れの改善には、毎日大さじ2~6杯程度とるといいでしょう。

ただし、今までの食事にココナツ油を追加すると、その分だけ摂取カロリーが増えるので、ほかの油脂の摂取を控えることも大切です。なお、ココナツ油は、デパートの食品売り場や通信販売などで手に入ります。

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