最近物忘れが多い!

近頃どうも物忘れが激しいと感じている人へ役に立つブログ

いろいろな物忘れ防止法 認知症対策

問題行動が改善する「アイスクリーム療法」は認知症にも効果がある

投稿日:

アルツハイマー型認知症にも効いた

実は、このアイスクリーム療法が認知症にも効果があることを、佐保川診療所所長の田中茂樹先生は、偶然から体験しました。

ある3世代同居の家庭では、不登校の子どものためにアイスクリーム療法を行っていたところ、アルツハイマー型認知症の70代のおじいさんにも変化が見られた、ということです。

そのおじいさんには、物忘れなどの記憶障害のほかに、介護への抵抗や暴言といった、いわゆる「問題行動」が多く見られ、家族は大変因っていたそうです。それがずっと少なくなつた、ということでした。

別の家庭では、80代のおばあさんの症状が改善した、という報告もあります。こちらも、子どもへのアイスクリーム療法がきっかけでした。

おばあさんはレビー小体型認知症(幻視、筋肉のこわばりなどの運動障害を伴う)でしたが、被害妄想が減り、介護者(お嫁さん)への抵抗が明らかに少なくなった、ということです。

アイスクリームにこだわる必要はない

田中先生は、これらの症例以外に多くの例で、好ましい変化が生じたことをご家族から聞かせていただきました。

一般に、家族(親など)が認知症になると、介護者(その家族)はなんとか進行を食い止めようと必死になるあまり、接し方がきつくなり、その結果、患者は、ストレスや不安から問題行動が増えてしまうという、悪循環に陥る傾向にあります。

アイスクリーム療法は、その悪循環を断ち、介護者が「患者を無条件に受け入れる」という、「考え方の修正」を助けてくれるのです。そうすることで、患者は「自分が受け入れられている」という安心感につながり、その結果として、認知症の問題行動が減っていくのだと田中先生は考えています。

アイスクリームにこだわる必要はなく、子どもやお年寄りが「大好きなもの」に置き換えて大丈夫です。また、アイスクリーム療法は、糖尿病の人にはお勧めできません。かかりつけの医師と相談してください。

→問題行動が改善する医師が考えた「アイスクリーム療法」

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-いろいろな物忘れ防止法, 認知症対策

執筆者:

関連記事

脳全体を活性化して、物忘れを防止する「リズム音読」

アルツハイマー病の脳機能の検査値も向上 認知症の中で患者数が最も多いアルツハイマー病は、現時点で治療法が確立していません。だからこそ、日ごろの認知症予防がとても大切になります。 ここでは「パワー音読ド …

ぬり絵はストレス解消や脳の活性化、認知症予防に最適な「遊び」

ぬり絵を行ったあとα波が多く出現した 杏林大学が行った研究で、ぬり絵の脳活性効果やストレス解消効果を実証した試験結果があります。くわしく説明しましょう。 まず、ストレス解消効果についてです。脳がリラッ …

ホウレンソウの「葉酸」とウコンに含まれる「クルクミン」が認知症予防には有効

酸の摂取量が多いとアルツハイマーの発症リスクが低い 最近、注目されているのがビタミンB群の「葉酸」です。 米国コロンビア大学などの研究で、葉酸の摂取量が多い人はアルツハイマー病の発症リスクが低減すると …

問題行動が改善する医師が考えた「アイスクリーム療法」

親が自らの考え方を少し変えるだけ 佐保川診療所所長の田中茂樹先生は、医学部を卒業後、脳科学の研究に携わり、現在は臨床医として地域医療に従事しています。臨床心理士の資格も取り、子育てや介護といった、家族 …

脳の機能が低下したとき家族や周囲の人が気づく15の前兆 その2

8:疑い深くなる 性格が変わったように疑い深くなるのも、アルツハイマー病の特徴。お金を盗られるのではないかと、お財布や預金通帳を隠したり、何度も銀行へ行って預金残高を確認したりする人もいます。傷つけな …