最近物忘れが多い!

近頃どうも物忘れが激しいと感じている人へ役に立つブログ

いろいろな物忘れ防止法 認知症対策

問題行動が改善する医師が考えた「アイスクリーム療法」

投稿日:

親が自らの考え方を少し変えるだけ

佐保川診療所所長の田中茂樹先生は、医学部を卒業後、脳科学の研究に携わり、現在は臨床医として地域医療に従事しています。臨床心理士の資格も取り、子育てや介護といった、家族の問題を抱える人たちのカウンセリングも行っています。

「アイスクリーム療法」も、カウンセリングの中から生まれたものの一つです。不登校や引きこもりといった問題を抱える子どもを「元気にする」方法として、田中先生が考案しました。

この方法の最大の特長は、「子どもの問題行動を修正する」ことではなく、「親の考え方を修正する」ことに重きを置いている点です。

そもそも、「問題を抱えている」と言われる子どものほとんどは、心身のエネルギーが大きく失われている状態です。

そんな子どもを、元気な状態に戻すことは簡単なことではありませんが、親が、自らの考え方を少し変えるだけで、子どもが元気を取り戻す、ということが往々にしてあるのです。アイスクリーム療法は、その「考え方の修正」を助ける治療法だといえるでしょう。

子どもをリラックスさせ、心身のエネルギーを補充する

やり方は簡単です。

近くのスーパーに行き、子どもがいかにも好きそうな、さまざまな味、形、色をしたアイスクリームを20~30個買ってきて、冷蔵庫の冷凍室にぎっしり詰めれば、準備OKです。

あとは、子どもにアイスクリームを買っておいたことを伝え、「いつでも、好きなだけ食ベていいよ」と言うだけです。

ただし、「宿題をしたら食べていいよ」とか、「食べ終えたカップは片付けて」といった、条件を一切付けないこと。たとえ1日に何個食べようとも、食べ残しを放ったらかしにしても、小言はNG。あくまでも「自由にアイスを選び、好きなだけ、好きなように食べられる幸せな体験」をしてもらうことが大切なのです。

無条件に楽しいことが家にあるー。この「無条件」がポイントです。これこそが子どもをリラックスさせ、失った心身のエネルギーを補充することにつながるのです。

子どもは、思っている以上に自分で正しい判断をすることができる

子どもを管理するのではなく、見守る。子どもの問題行動を修正するのではなく、親の考え方を修正する。こうすることで、子どもはどんどん元気になっていきます。実際に、アイスクリーム療法を実践した家庭の多くが、子どもの問題行動の改善に成功しています。

田中先生が、講演会などでこの話をすると、よく「肥満にならないか」「わがままが増長するのではないか」といった質問を受けます。しかし、心配はいりません。私たちが思っている以上に、子どもは自分で正しい判断をすることができるからです。

アイスクリーム療法を始めて6年になりますが、田中先生の知る限り、この療法が原因で肥満になったり、わがままが増長した、という例はありません。

→問題行動が改善する「アイスクリーム療法」は認知症にも効果がある

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-いろいろな物忘れ防止法, 認知症対策

執筆者:

関連記事

「足の裏マッサージ」が脳を活性化し物忘れやボケを防止する

運動がボケ予防に役立つ 物忘れを防止する健康法をご紹介しましょう。「足の裏マッサージ」です。 ウオークマットという板があります。これは、直径5cmくらいの突起物が多数ついた板です。 この上を歩くと、足 …

ぬり絵はストレス解消や脳の活性化、認知症予防に最適な「遊び」

ぬり絵を行ったあとα波が多く出現した 杏林大学が行った研究で、ぬり絵の脳活性効果やストレス解消効果を実証した試験結果があります。くわしく説明しましょう。 まず、ストレス解消効果についてです。脳がリラッ …

低分子レシチンで会話もおぼつかなくなった高齢ウツが旅行できるまでに回復

家でゴロゴロ・ダラダラしていた 東京都に住む榎本良行さん(仮名・71歳)は、70歳になるまで鉄工所で働いてきました。仕事で定年はなかったものの、疲れがひどくなり、昨年の6月未に退職したのです。 榎本さ …

「ヤマブシタケ」のアルツハイマー病に対する有効性が実験で明らかに

神経細胞を活性化させる物質が増加 アルツハイマー病の研究が進む中、その発病と進行を抑える働きが期待できる食品として「ヤマブシタケ」が注目を集めています。 ヤマブシタケは、クヌギ・クルミ・シイなどの樹幹 …

MCIの段階なら、本山式脳括体操で元に戻る可能性が非常に高い

痛みの感覚がわかると認知機能も上がる 運動療法は、認知症の予防に効果があることが証明されています。その一方で、運動していても認知症を発症する人が後を絶ちません。なぜ、運動をしても、認知症になってしまう …