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問題行動が改善する医師が考えた「アイスクリーム療法」

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親が自らの考え方を少し変えるだけ

佐保川診療所所長の田中茂樹先生は、医学部を卒業後、脳科学の研究に携わり、現在は臨床医として地域医療に従事しています。臨床心理士の資格も取り、子育てや介護といった、家族の問題を抱える人たちのカウンセリングも行っています。

「アイスクリーム療法」も、カウンセリングの中から生まれたものの一つです。不登校や引きこもりといった問題を抱える子どもを「元気にする」方法として、田中先生が考案しました。

この方法の最大の特長は、「子どもの問題行動を修正する」ことではなく、「親の考え方を修正する」ことに重きを置いている点です。

そもそも、「問題を抱えている」と言われる子どものほとんどは、心身のエネルギーが大きく失われている状態です。

そんな子どもを、元気な状態に戻すことは簡単なことではありませんが、親が、自らの考え方を少し変えるだけで、子どもが元気を取り戻す、ということが往々にしてあるのです。アイスクリーム療法は、その「考え方の修正」を助ける治療法だといえるでしょう。

子どもをリラックスさせ、心身のエネルギーを補充する

やり方は簡単です。

近くのスーパーに行き、子どもがいかにも好きそうな、さまざまな味、形、色をしたアイスクリームを20~30個買ってきて、冷蔵庫の冷凍室にぎっしり詰めれば、準備OKです。

あとは、子どもにアイスクリームを買っておいたことを伝え、「いつでも、好きなだけ食ベていいよ」と言うだけです。

ただし、「宿題をしたら食べていいよ」とか、「食べ終えたカップは片付けて」といった、条件を一切付けないこと。たとえ1日に何個食べようとも、食べ残しを放ったらかしにしても、小言はNG。あくまでも「自由にアイスを選び、好きなだけ、好きなように食べられる幸せな体験」をしてもらうことが大切なのです。

無条件に楽しいことが家にあるー。この「無条件」がポイントです。これこそが子どもをリラックスさせ、失った心身のエネルギーを補充することにつながるのです。

子どもは、思っている以上に自分で正しい判断をすることができる

子どもを管理するのではなく、見守る。子どもの問題行動を修正するのではなく、親の考え方を修正する。こうすることで、子どもはどんどん元気になっていきます。実際に、アイスクリーム療法を実践した家庭の多くが、子どもの問題行動の改善に成功しています。

田中先生が、講演会などでこの話をすると、よく「肥満にならないか」「わがままが増長するのではないか」といった質問を受けます。しかし、心配はいりません。私たちが思っている以上に、子どもは自分で正しい判断をすることができるからです。

アイスクリーム療法を始めて6年になりますが、田中先生の知る限り、この療法が原因で肥満になったり、わがままが増長した、という例はありません。

→問題行動が改善する「アイスクリーム療法」は認知症にも効果がある

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