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「足の裏マッサージ」が脳を活性化し物忘れやボケを防止する

投稿日:1月 15, 2018 更新日:

運動がボケ予防に役立つ

物忘れを防止する健康法をご紹介しましょう。「足の裏マッサージ」です。

ウオークマットという板があります。これは、直径5cmくらいの突起物が多数ついた板です。

この上を歩くと、足の裏が強く圧迫、摩擦されることになります。当たりどころによっては、強い痛みを感じることもあるでしょう。

しかし、それを我慢して続けていると、しだいに足の裏がやわらかくなって、最初に感じていたような痛みも軽減してきます。しかも、終わったあとには、不思議と爽快感が残るものです。

この「足の裏マッサージ」は、脳を活性化し、物忘れやボケ予防にもなると考えられます。その理由は、運動がボケ予防に役立つことが、多くの研究データで示されており、足の裏マッサージは同様の効果を発揮するからです。

活性酸素を除去する酵素を増やす

例えば、ネズミを使った実験では、運動をすると、脳の記憶をつかさどる海馬という部分の栄養因子がふえ、神経の再生が促されて、学習能力が向上することが報告されています。

ヒトの実験でも、運動をすると、脳の血流が増加した結果、脳の容積がふえたというデータが、報じられているのです。

激しい運動をすると、筋肉内に活性酸素が発生します。活性酸素は、老化や数々の病気を引き起こす物質として知られています。この活性酸素を除去するために、体の中で「抗酸化酵素」などの産生が高まります。それが、脳や体に好影響をもたらすと考えられているのです。

また、活性酸素は、認知症にも関係が深く、認知症の代表的な病気であるアルツハイマー病などの原因にもなるものです。したがって、活性酸素を除去する酵素がふえることは、脳にとってよい効果をもたらすことはいうまでもありません。

自我の強さで動物脳を活性化

ただ、脳機能の改善効果については、もう一つ着目すべきポイントがあると考えられています。

私たちの脳は、三層の構造からなっています。一層めにある脊髄や脳幹は、体温や呼吸、血圧など、生命維持にかかわっています。ここは「生命脳」と呼ばれています。

二層めは、大脳辺縁系で、本能に基づくさまざまな感情や、記憶などをつかさどり、「動物脳」と呼ばれています。

三層めが、大脳新皮質で、理性による高度な判断を行い、「人間脳」と呼ばれています。

動物脳は、私たちが生命を維持して、脳を働かせるうえで、非常に大事な部位です。しかし、動物脳が過剰に反応したり、逆に機能低下が起こったりすると、それが脳の病気につながるケースがあるのです。

特に難しいのが、強いストレスを受けたときです。強いストレスを受けると、動物脳が過剰に活性化し、脳機能の低下が起こってしまうのです。

この動物脳の働きをうまく制御するのが、自我の強さです。自我が強いというのは、むろん、自己主張が強いとか、我が強いということではありません。不屈でしなやかな精神を持っていて、どんな困難でも乗り超えることができるという意味にとらえてください。

こうした自我の強さがあればこそ、動物脳が活性化し、過剰に働き出しそうな状態でも、それをコントロールすることができるのです。

→「足の裏マッサージ」でストレスに強くなれば物忘れ・ボケ予防の効果が高まる

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