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「片鼻呼吸法」は物忘れ防止以外にもさまざまな健康効果が

投稿日:11月 6, 2017 更新日:

イライラをおさえる!記憶力も向上!

ところで、鼻の穴の中というのは、私たちの体の中で唯一、神経系が露出している場所で

す。鼻の奥にある嗅神経は、じかに空気にふれているのです。そこで、片鼻呼吸法によって、一酸化窒素を鼻の奥にため込み、この嗅神経にふれさせて上手に刺激することができれば、脳の大脳辺縁系の扁桃核という部位を、効率よく刺激することができます。

扁桃核は、神経細胞の集まりで、感情の処理にかかわる部位です。ここを刺激すると、イライラが抑制されたり、気分が落ち着いたりといった効果が生まれます。

私たちは、あれこれと思い悩んでいると、集中力が散漫になり、記憶力も低下してくるものです。その点、片鼻呼吸で扁桃核を刺激することができれば、気分を落ち着けることができます。すると、集中力のアップや物忘れ防止、記憶力のアップにつながると考えられるのです。

ちなみに、においと記憶は、深い関連があります。このことを裏づけるかのように、扁桃核の近くには、同じく大脳辺緑系に属する、海馬という場所があります。

ご存じのとおり、海馬は記憶をつかさどる器官です。例えば、記憶を一時的に蓄えたり、記憶をほかの部位に転送したりする仕事をしています。

生活習慣病を防ぎ症状をやわらげる

片鼻呼吸をすると、喚神経を通じて、一局桃核が刺激されるだけではなく、この海馬も刺激できます。すると、海馬の働きも活性化されて、記憶力が向上するわけです。

以上のように、片鼻呼吸法を行うことによって、同時にいくつもの効果が得られます。そうした効果が重ね合されることで、物忘れやボケの予防に、優れた効果が発揮されると考えられるのです。

ところで、片鼻呼吸をすると、一酸化窒素の産生と吸収を促すことができることを先に述べました。この一酸化窒素には、血管拡張作用があるため、さまざまな健康効果をもたらします。

まず、一酸化窒素には、高血圧や心臓病や脳卒中などの生活習慣病を防ぎ、症状をやわらげる効果があります。さらに、脳や肺、胃腸などの生理機能を整える作用もあります。

また、一酸化窒素は白血球で大量に産生され、体内に入ってきたウイルスや細菌を攻撃し、健康を保つ働きがあることがわかっています。

片鼻呼吸法を毎日行うことで、記憶力を向上させ、ボケを防いで、さらにさまざまな健康効果を得ることを期待できるのです。

→血管拡張の効果のある「片鼻呼吸法」で物忘れやボケを防止

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