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血管拡張の効果のある「片鼻呼吸法」で物忘れやボケを防止

投稿日:11月 2, 2017 更新日:

ヨガでも行われている健康法

脳を活性化し、集中力や記憶力を向上させる、大変有効な健康法があります。それが、今回ご紹介する「片鼻呼吸法」です。

片鼻呼吸法とは、文字どおり、片側の鼻だlナで呼吸する方法で、ヨガなどでもよく行われています。健康法に詳しいアナウンサーの生島ヒロシさんも、この片鼻呼吸法を実行しているということを、以前に聞いたことがあります。

そのやり方は、とても簡単です。

まず、右の鼻の穴を指で押さえ、口を閉じて、左の鼻の穴からゆっくりと呼吸します。このとき右の鼻の穴は押さえたままにしてください。大きくゆっくりと10回くり返し呼吸します。

次に、左の鼻の穴を押さえ、同様に10回呼吸してください。

これを1日に1セット、できれば朝起きたときに、行うようにするといいでしょう。

毎日、こうして片鼻呼吸を続けていると、物忘れや、ボケを防ぐことができます。では、片鼻呼吸には、どうしてそのような優れた効果があるのでしょうか。

一酸化窒素がカギ

この呼吸法において、重要な役割を担っているのが、一酸化窒素です。

一酸化窒素というと、皆さんはあまりいい印象を持たないかもしれません。確かに、一酸化窒素は自動車の排気ガスなどに含まれており、光化学スモッグや酸性雨の原因にもなっていることから、どうしても有害物質という悪いイメージがあるようです。

しかし、一酸化窒素は、私たちの健康にとって、とても有効な面を持っています。もう20年以上も前に、一酸化窒素には、血管の筋肉をリラックスさせ、血管を拡張する作用があることが証明されました。

一酸化窒素は、体のいろいろなところで作られて、利用されています。例えば、血管の内皮細胞では常時作られ、血管のコントロールに利用されているのです。

近年、鼻の粘膜でも一酸化窒素が作られることがわかりました。そして、口を閉じて鼻呼吸することで、その産生と体内への吸収を促すことができます。特に、効率的に鼻粘膜での一酸化窒素の産生を促すのが、片鼻呼吸というわけです。

片鼻呼吸をすると、一酸化窒素が鼻の穴にため込まれ、鼻の粘膜から吸収されやすくなります。そして、吸収された一酸化窒素は、毛細血管を通って、脳に到達するのです。

脳に送り込まれると、一酸化窒素は、脳の血管を拡張し、血流促進に働きかけます。その結果、脳が活性化されます。

→「片鼻呼吸法」は物忘れ防止以外にもさまざまな健康効果が

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