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物忘れが多くなってきたら、脳を若々しく保つ「大豆セリン」がおすすめ

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神経細胞の膜を柔軟に保つ成分

脳の活性化に役立つとわかった栄養にはさまざまなものがありますが、最近注目を集めているのが脳の神経細胞の若返り効果が期待できる「ホスファチジルセリン」です。

ホスファチジルセリンはリン脂質(リンを含む脂質) の一種で、脳の神経細胞の膜を軟らかく保つ働きがあるといわれています。

脳の神経細胞の膜にホスファチジルセリンが豊富で膜が軟らかい状態であれば、神経細胞に栄養を十分に取り込めるため、脳細胞の新陳代謝が活発になり、セロトニンやドーパミンなどの情報伝達物質の放出が盛んになります。その結果、情報伝達がスムーズに行われ、脳の働きも活性化するのです。

物忘れや認知症が起こる一因として、年とともに脳の神経細胞の膜が老化して硬くなることがあるとわかってきましたが、ホスファチジルセリンは細胞膜の硬化を防ぎ、脳を若々しく保つのに役立つわけです。

ただ、ホスファチジルセリンは私たちの体内では生成されません。そのため、特に脳の衰えが気になる高齢者では、ふだんの食事から積極的に補う必要があります。

ホスファチジルセリンが含まれる主な食品は牛・豚・鶏の肉、鶏卵、大豆などがあげられますが、中でも含有量が豊富なのが大豆です。大豆から抽出されるホスファチジルセリンは「大豆セリン」とも呼ばれ、脳栄養として米国などでも注目されています。

大豆セリンは1日300mgとろう

大豆セリンの効果は試験でも確かめられています。

米国のクロック博士が行った試験では、加齢で記憶力が低下して物忘れがおおくなった50~75歳の男女に、1日300mgの大豆セリンを12週間とってもらいました。その結果、試験後では試験前に比べて記憶力年齢が12歳も若返ったことが確認できました。

国内では、兵庫県の尼崎中央病院が、軽度の脳血管性認知症の患者さんに1日300mgの大豆セリンを8週間とってもらう試験を行いました。その結果、試験を始めた2週間後には知能テストの成績が平均12.5点から23点に向上し、最終的には全員が正常に回復したのです。

こうした効果を期待するには1日300mgの大豆セリンをとる必要がありますが、大豆でこの量を補うには大豆を大量に食べなければならず、現実的ではありません。

最近では、大豆セリンの栄養補助食品がドラッグストアや通信販売などで各種市販されているので、これらを活用するといいでしょう。

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