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ぬり絵はストレス解消や脳の活性化、認知症予防に最適な「遊び」

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ぬり絵を行ったあとα波が多く出現した

杏林大学が行った研究で、ぬり絵の脳活性効果やストレス解消効果を実証した試験結果があります。くわしく説明しましょう。

まず、ストレス解消効果についてです。脳がリラックスしているかどうかは、α波という脳波を調べることでわかります。α波とは、緊張したりイライラしたりするときには少なくなり、リラックスしているときに多く発生する脳波のことです。

実際に、ぬり絵を行う前と行ったあとのα波を比べてみたところ、ぬり絵を行ったあとは脳の広範囲にわたってα波が多く出現したのです。

さらに、ぬり絵を行うと脳が活性化することも試験で判明しています。この試験では、NTRS(近赤外線スペクトロスコピー)を用いて測定しました。

最も脳の活性化の効果が大きかったのがぬり絵

脳が活発に働くためには、活動のエネルギー源となる酸素とブドウ糖が十分に供給される必要があります。酸素は血液中のヘモグロビンと結びつき、酸素化ヘモグロビンになって脳に運ばれます。NTRSは、この酸素化ヘモグロビンの量を測定できます。酸素化ヘモグロビンの量が多ければ多いほど、脳が活性化しているといえるのです。

試験では、健康な高齢者11名(平均年齢67歳)に参加してもらい、左右の前頭葉と側頭葉の酸素化ヘモグロビン量をぬり絵、読書、タッピンク(簡単な指の運動)、なぞり書きの4つの方法で測定し比べました。その結果、最も脳の活性化の効果が大きかったのが、ぬり絵だったのです。

そのほかに、ぬり絵は認知症の患者さんの知能を向上させる効果も認められました。高齢者施設に入院している認知症患者さん12名に知能テストを行い半数の6名にはその後一ヵ月間毎日ぬり絵をしてもらい、残りの6名にはぬり絵をしないでもらいました。

そして一ヵ月後、再び知能テストを行った結果、ぬり絵をした患者さんのテストの成績が向上していたのです。

以上の試験結果から、ぬり絵はストレス解消や脳の活性化、認知症予防に最適な「遊び」だといえるでしょう。

没頭することで集中力も高まる

ぬり絵は、塗る人の創造性が反映されるので、個性的な作品に仕上がります。そのため、創意工夫をこらしてぬり絵を続けていると、集中力も高まり、いつしか没頭している自分に気がつくでしょう。

さて、初心者の人がぬり絵をするなら、色鉛筆で行うと簡単です。多くの色があると便利なので、36色のセットを用意するといいでしょう。次のコツを参考に、色を塗ってください。

①色鉛筆で全体に薄く色絵を塗る。塗る部分の輪郭をやや強めに塗って縁取りし、明るい色、淡い色から暗い色、濃い色の順番で塗っていく。絵の白い部分は、色をつけずに白いまま残したほうがいい。

②全体の色調を見ながら、ほかの色を重ねたり、強く塗ったりして色を重ねていく。根気よく何度も塗り重ねることで、絵に深みが生まれる。

③細かい部分は、芯をよく尖らせて強めに塗る。こうすることで、絵にメリハリが出てくる。

④見本画に近い色合いになったら完成。

ぬり絵の中でも特に人気なのが、線画が精密で偲上がりも美しくなる浮世絵や世界の名画を題材にしたタイプです。ストレス解消や脳の活性化にぜひ役立ててください。

→「ぬり絵」には、ストレス解消効果や脳の活性効果がある

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