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物忘れを撃退する神経伝達物質セロトニンを増やす「禅歩き」

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リズムよく体を動かす「禅歩き」

脳疲れ、ひいては物忘れや不眠、イライラなどの症状を撃退するには、セロトニンを日常生活で増やすことが大切になります。

では、セロトニンを増やすためには、いったいどうすればいいでしょうか。その方法は、三種に大別できます。

まず、一つは太陽の光を浴びること。太陽の光は、目の網膜を通して、セロトニン神経を活性化させます。

次に、リズムよく体を動かすこと。例えば、ウオーキング、よくかむこと、呼吸などをリズミカルに行うことで、セロトニンを増やすことができます。

最後は、人と人が近い距離で触れ合うグルーミングを行うこと。ごく近い距離で、信頼できる家族や友達とおしゃべりしたり、ペットと触れ合ったりすることで、セロトニンを増やすことができます。

こうした三種あるセロトニンの増やし方のうち、みなさんに実行していただきたいのが、東邦大学名誉教授の有田秀穂先生が開発した、リズムよく体を動かす「禅歩き」です。

お坊さんの呼吸法をヒントにして生まれた

そもそも有田先生は、これまでに約20人の禅僧、いわゆる仏教のお坊さんに協力してもらい、セロトニンの放出量についての研究をしました。そして、お坊さんの座禅をしているときにセロトニンが著しく増えることを突き止めました。

一般的に座禅を運動ととらえる人はいません。しかし、お坊さんは座禅をするときに、腹筋を使って呼吸(正確には丹田呼吸という)しています。そのとき、雑念を捨てているため、一定のリズムで呼吸が自然とできているわけです。

こうしたお坊さんの呼吸法をヒントにして生まれたのが、禅歩きです。もちろん、お坊さんの座禅時の呼吸法を私たちが完全に取り入れて歩くことではありません。お坊さんのようにリズムよく呼吸をして歩くことを禅歩きといっているだけです。

禅歩きをやればだいたい30分~2時間の間、セロトニンの放出量が大幅に増えることがわかっています。

ところで有田先生は、実際にセロトニンを増やすことを目的とした「セロトニンDojo」を開設しています。セロトニンDojoでは、一人一人にあった講座を受けてもらっているため、何も禅歩きだけをすすめているわけではありません。

しかし、禅歩きを含め、毎日欠かさずにセロトニンを増やす訓練をやれば、早い人なら2週間で脳疲れが解消して、不眠、イライラなどが改善し、しだいに物忘れも減っていきます。みなさんも、まず禅歩きを試してください。

→物忘れや不眠、イライラなどの症状を撃退するには、セロトニンを日常生活で増やすことが大切

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