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認知症の治療において薬とともにフェルラ酸食品をとると改善率が上がった

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レビー小体型認知症では幻視が目立つ

認知症といっても、いくつかの種類があります。よく知られているのが、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症でしょう。一般にはあまり知られていませんが、レビー小体型認知症や前頭側頭葉変性症(半数が、前頭側頭型認知症であるピック病)という認知症も非常に増えています。

実際に名古屋フォレストクリニックにおいての患者さんの比率をいうと、アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症・前頭側頭葉変性症が3割ずつで、残りの1割がそのほかの認知症となります。

それでは、これら三つの認知症について、くわしく説明していきましょう。

アルツハイマー型認知症は、脳の大脳皮質(脳の最も外側の部分で、前頭葉・頭頂葉・後頭葉・側頭葉からなる)や記憶をつかさどる海馬の一部の神経細胞に、アミロイドβという異常なたんばく質が沈着・蓄積して起こるとされています。

アミロイドβの沈着・蓄積により、脳の神経細胞が死滅し、短期記憶や見当識(ときや場所、周囲の人を正しく判断するカ)が失われます。

レビー小体型認知症は、大脳皮質などにレビー小体と呼ばれるαシヌクレインというたんぱく質が沈着して起こる認知症です。症状としては、記憶障害やパーキンソニズム(筋肉のこわばり、手のふるえ、小刻みな歩行などの症状)、幻視、尿失禁が起こります。

二つの認知症が同時に起こることも

レビー小体型認知症とアルツハイマー型認知症は非常に似ているため、認知症の専門医以外で、二つの病気を区別できる人はほとんどいません。

基本的に、レビー小体型認知症は幻視が目立ち、アルツハイマー型認知症では物忘れなどの記憶障害が中心となります。前頭側頭葉変性症は、大脳皮質の前頭葉と側頭葉が強く萎縮して起こる認知症で、主として人格が急に変わってしまうことが問題になります。

具体的には、無関心・抑ウツ・自殺企図などの陰性症状が現れる場合と、反社会的な行動を取る陽性症状が起こる場合があります。

前頭側頭葉変性症とピック病についての医学的違いはいろいろありますが、名古屋フォレストクリニックの河野和彦先生は、前頭側頭葉変性症の患者さんで、反社会的行動を取る人たちをピック病と診断します。

ピック病の患者さんは、悲しい場面なのに笑う、無愛想であいさつしない、集団から勝手にいなくなる、などの症状が現れます。また万引きをしたり、走っている車から飛び降りたりするなど、とっぴょうしもない行動をすることがあります。

それぞれの認知症は単独で現れる場合もありますが、例えばレビー小体型認知症とピック病の混合型(LPC)や、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症の混合型など、二つの認知症が同時に起こることもあります。

薬とフエルラ酸の併用が治療のカナメ

こうした認知症の治療において、まず薬を第一に利用します。

具体的にいうと、認知症の中核症状(記憶障嘗や判断力低下など)を抑えるために、アリセプトやレミニール、リバスタッチパッチ、メマリーを用います。

そして、陽性症状(徘徊・暴力・妄想・幻覚・不眠など)を抑えるための抑制系の薬や、陰性症状(無気力・無関心・ウツ状態など)を改止菅するための興奮系の薬を最低限処方します。

それとともに、患者さんやその家族の求めに応じて、フェルラ酸食品を推奨します。フェルラ酸食品は薬ではなく、健康食品。そのため、保険適用されず、患者さんやその家族の同意が必要になります。

そもそも、薬は症状を抑えたり認知症の進行をゆるやかにしたりするもので、薬だけを処方していても認知症そのものが改善することはあまりありません。ところが、フェルラ酸の食品を治療に使いだしてから、認知症が改善するのを目の当たりにしてきました。

実際に、これまでにフェルラ酸食品を使ってからの改善率は、アルツハイマー型認知症で約65%、レビー小体型認知症で約80%、前頭側頭葉変性症で約85%もあり、ほかの認知症の改善率なども合わせて全体で約7割の患者さんに改善効果が見られています。

具体的には、無気力で無表情になったり、怒ったり泣き叫んだりしていた患者さんたちが、元気になって温和な表情になったり、感謝や思いやりの言葉を口にしたりするといった改善効果が見られています。

もちろん、フェルラ酸食品をとるだけでは認知症を改善させるのが難しい患者さんもいて、薬との併用が必要になります。薬とフェルラ酸食品を併用する医師は、今日本全国で増えています。

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