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物忘れ防止脳トレ 脳を活性化 認知症対策

音読を行いながらの「仮名拾い」で脳の前頭前野を鍛える

投稿日:7月 19, 2017 更新日:

書き写しも認知症の予防効果を高める

最近、新聞の第一面のコラム欄(朝日新聞の「天声人語」や読売新聞の「編集手帳」など)を書き写すのが、中高年の間でブームになっています。

新聞コラムの書き写しを習慣にすると、最新のニュースや社会の風潮がわかるだけでなく、文章力を磨く訓練になったり、脳を活性化して認知症の予防にも役立ったりします。

これを応用して、みなさんもリズム音読で使った文章を書き写してみてはいかがでしょうか。しかも、そのさいに、一つ工夫を加えると、認知症の予防効果がさらに高まる方法もあるので紹介しましょう。

それは、音読を行いながら「仮名拾い」という課題を加えることです。やり方は、文章中から平仮名の「あ・い・う・え・お」をそれぞれ探し出し、丸をつけていくだけです。

もともと仮名拾いは、認知症や軽度認知障害(MCI:正常な老化と認知症との中間段階)を発見するためのテストとして浜松医療センターの金子満雄医師によって考案され、現在では多くの認知症専門病院や老人施設で活用されています。

初期の認知症も発見できる簡易テスト

以前は、認知症の検査に「知的機能検査(MMSE)」や「改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)」がよく使われていました。

これらの検査法では、患者さんに「今日は何日ですか」「ここはどこですか」「100から7を順番に引いてください」といつた質問をして、合計点によって認知機能を測定します。

しかし、これら検査法は、すでに認知症が進んでいる患者さんの状態は判定できるものの、軽度認知障害者は判定しにくいという問題点がありました。

その点、仮名拾いは、脳の前頭前野の働きが測定できるうえに、軽度認知障害や認知症の初期症状(注意力・計画性の低下など)も診断できます。

制限時間の2分間で「あ・い・う・え・お」をいくつ探し出せたかによって、認知症の疑いがあるかどうかを判定できます。

なお、判定表にある基準点とは、その年代で拾い出せた数の平均です。この基準点より点数が低く、境界値に近ければ軽度認知障害、境界値以下であれば認知症が疑われます。

平仮名の5文字を変えるのもおすすめ

仮名拾いテストでは、5文字を記憶し、文意を理解しっつ、覚えた文字に丸をつけなければいけません。少なくとも3つの作業を同時に行う必要があるので、脳の前頭前野が活発に働き、注意力や集中力、計画性なども鍛えられます。

仮名拾いに慣れてきたら、平仮名の5文字を「か・き・く・け・こ」、または5文字の名詞で「か・な・ひ・ろ・い」などに変えて、難易度を上げていくのもおすすめです。こうすれば、同じ例文を使っても脳に新鮮な刺激が与えられます。

このように、今まで紹介したリズム音読・書き写し・仮名拾いといったパワー音読を日々の習慣にして、認知症の予防と改善にぜひ役立ててください。

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