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サラダ油をやめてアマニ油をとると物忘れが改善できる

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健脳油として見直されている

サラダ油に多く含まれるリノール酸(オメガ6系の多価不飽和脂肪酸。脂肪酸とは油脂の構成成分)をとりすぎると、脳の神経細胞の破壊を招き、認知症を招く危険が大きくなると問題視されています。

オメガ6系は、体内で合成できない必須脂肪酸なので、毎日の食事で少量ずつとる必要はありますが、ふつうに食事をしていれば、不足することはまずありません。ですから、食事でのサラダ油の摂取を極力控え、脳にいい「健脳油」を使えば、脳の健康を守ることができるのです。

認知症予防に役立つ健脳油としてまっ先におすすめしたいのが、オメガ3系の多価不飽和脂肪酸の宝庫である「アマニ油」です。

アマンニとは、和名で亜麻、英語でフラツクスと呼ばれるアマ科の一年草の種子で、漢字では「亜麻仁」と表記します。それを搾って作られたのが、アマニ油です。

そもそも、アマニ油は、江戸時代に食用油として利用されていました。しかし、安価なナタネ油に取って代わられ、いつしかその存在が忘れられていたのです。

それが近年、健康志向の高まりの中で、アマニ油に過剰な悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪を減らし、全身の血管を若く保つ効果のあることがわかり、健脳油として見直されているのです。

脳血管が若返ってしなやかになる

アマニ油には、次の①~⑤の効果が報告されています。

①血管内で血栓(血液の塊)ができにくくなる。

②赤血球変形能(赤血球がしなやかに変化する能力)を高めて血流を促す。

③血管を広げて高血圧を防ぐ。

④悪玉コレステロールが酸化するのを防ぐ。

⑤血管壁の弾力性を高める。

そのため、アマニ油をとると、脳血管が若返ってしなやかになります。その結果、脳の血流が促されて神経細胞に酸素や栄養が十分に行き渡ります。こうして脳の神経細胞の働きが高まれば、認知機能の回復が大いに期待できるわけです。

そうした健脳効果が得られるのは、アマニ油にはオメガ3系の脂肪酸であるα-リノレン酸が50~60%も含まれているからです。

脳の神経細胞の強化にアマニ油は欠かせない

α-リノレン酸とは、リノール酸と同じく、体内で合成できない必須脂肪酸です。実は、脳の神経細胞の細胞膜やシナプス(接合部)を形成する原料となるのもα-リノレン酸などのオメガ3系の脂肪酸です。脳の神経細胞の強化には、この点からも、α-リノレン酸を多く含むアマニ油の補給が欠かせないといえます。

α-リノレン酸には、リノール酸を過剰摂取したときの害を打ち消す働きがあります。

多量のリノール酸が体内に入ると、アラキドン酸という脂肪酸に変化します。このアラキドン酸には神経伝達の効率をよくする働きがあるので少量は必要です。しかし、多すぎると、血小板(血液を固まらせる働きを持つ成分)を凝集させる働きがあり、それが原因で血栓が生じたり、血管が狭まったりして動脈硬化が進行するのです。

加熱調理には向かない

それに対し、α-リノレン酸は体内に入ると、魚油に豊富な脂肪酸として知られるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)に変化し、前述の①~⑤の効果を発揮して動脈硬化の進行を抑えてくれるのです。

α-リノレン酸とリノール酸は、一対一の割合でバランスよく摂取することが望ましいといわれています。そのため、アマ二油は1日当たり、小さじ2~3杯程度を補うのが目安となります。

ただし、アマニ油は熱に弱い性質があるので、揚げ物や妙め物などの加熱調理には向きません。アマ二油でドレッシングを作って生野菜にかけたり、ジュースに入れたりしてとるといいでしょう。

実際に、サラダ油をやめてアマニ油をとると、物忘れが改善した人や、ウツ病を克服できた人など、数多くの回復例のあることが確認されています。

→リノール酸を多く含むサラダ油の過剰摂取が、脳の衰えを招き物忘れが多くなる

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