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いろいろな物忘れ防止法

物忘れ防止にとって大事な日常生活での9つの事

投稿日:1月 27, 2017 更新日:

脳トレより大切な日常生活の送り方

この記事では、年を重ねても脳を成長させ、物忘れを減らして認知症(ボケ)を防ぐことができる脳科学の粋を集めて得られた秘訣を紹介しましょう。

というと、多くの人は脳トレに飛びつこうとするかもしれませんが、脳を成長させるためには実はもっと重要なことがあります。それは、日常生活の送り方です。さらにいえば、日常生活でいかに脳を使うかが、脳の成長を大きく左右するのです。

東北大学加齢医学研究所教授の川島隆太先生たちの研究チームでは、これまで多くの人を対象に、MRI(磁気共鳴断層撮影)などの検査機器や血液検査を駆使し、生活習慣と脳の成長との関係を統計学的に調べてきました。その結果、脳の成長・物忘れ防止には、次の①~⑨が特に重要であることが判明したのです。

飲酒は適量に

①積極的に外出する

脳の神経細胞を増やすためにまず欠かせないのが、知的好奇心です。特に図書館や美術館、博物館によく出かける人は、知的好奇心が旺盛なので、いつも頭を使っていて、前頭前野を中心に脳全体がいきいきとしているものです。

ちなみに、家で怠けて一日じゅうテレビを見でいても、脳はほとんど活性化しません。積極的に用事を作って外出し、外の世界から脳に刺激をたくさん与えてください。

②飲酒は適量にとどめる

アルコールが体内で分解されるとアセトアルデヒドという毒物が発生し、脳の神経細胞(ニューロン)の一部が死滅することがわかっています。よって、飲酒量が増えれば増えるほど、脳は萎縮することになります。

認知機能を担う背外側前頭前野は特に萎縮しやすいので、飲酒量の多い人は飲酒習慣を改めるべきでしょう。

できるなら禁酒したほうがいいのですが、それでストレスがたまるのもよくありません。飲酒は適量にとどめてください。

③ストレスを減らす

ストレスで心身が緊張すると、血管が収縮して血流障害が起こったり、活性酸素(攻撃力の強い酸素)が大量に発生したりするため、多くの酸素を必要とする脳では、神経細胞が死滅しやすくなります。

こうしたストレスの害を防ぐには、日ごろから心身のリラックスを心がけて、適度な運動や散歩、音楽鑑賞・映画鑑貿などでストレスを軽減するように努めることが大切です。

内臓脂肪を減らす

④メタボ(高血圧・高血糖・高脂血・内臓肥満)を退ける

メタボリックシンドローム(代謝異常症候群)で高血圧・高血糖・高脂血・内臓肥満が生じると、全身の血管で動脈硬化の進行が速まります。実は、脳の萎縮を招く一番の原因は脳内の毛細血管のつまりなので、メタボで生活習慣病を抱えている人ほど脳が衰えやすいのです。

さらに、肥満になると脳の神経細胞が減りやすいこともわかっています。メタボを指摘されている人は、ダイエットに励み、腹部にたまった内臓脂肪を減らすことが肝心です。

⑤禁煙する

タバコを吸うと一時的に脳が覚醒され、すっきりしたような感じになりますが、実際は一酸化炭素の影響で血液中の酸素濃度が低下し、脳は軽い酸欠状態に陥ります。血流も慢性的に減るため、脳がしだいに萎縮してきます。

ある研究によれば、喫煙者は吸わない人に比べて脳の萎縮が10~15年速くなると報告されています。タバコは百害あって一利なしです。今すぐ禁煙を心がけてください。

何かに夢中になると神経細胞が活性化

⑥生活の中で脳を常に使う

日々の生活の中で「頭を使う」ことは、運動で体を動かすこと以上におっくうに感じられるものです。人間の脳は怠け者にできているので、ふだんから意識して頭を使うことが大切です。

新聞や雑誌を読んで新しい知識や情報を得たり、園芸・手芸・絵画・エ作などに試行錯誤しながら励んだり、生活をよりよくするために工夫を凝らしたり、生涯学習に取り組んだりと、脳を知的・創造的に働かせる機会を意識して作りましょう。

そのさい、楽しみながら頭を働かせることができれば、脳の活性化に大いに役立つでしょう。

⑦体を毎日動かす

体を適度に動かすと、脳の中にBDNF(脳由来神経栄養因子)というたんばく質が増えることがわかつています。このBDNFには、新生ニューロンの成長を妨げるホルモンを退治する働きがあるのです。マウスの試験では、適度な運動によって脳のシナプス(神経細胞の接合部)が増えることも判明しています。

⑧野菜や魚介類を多くとる

脳細胞の新生を促すためには、食事の栄養バランスにも気を配ることが大切です。具体的には野菜や魚介類が中心の食事をとるようにしましょう。

海外の研究によれば、野菜や魚介類を多食するギリシアや南イタリアの伝統的な食事メニューである「地中海食」を常食している人には、認知症の発症が明らかに少ないという結果が出ています。その点では、日本食も野菜や魚介類を多くとるので、脳の健康増進に適していると考えられます。

⑨人と積極的にかかわる

脳を活性化させる一番の方法は、できるだけ多くの人と会話をしふれあうことです。気心が知れた人よりも、あまり親しくない人、あるいは初対面の人と話すほうが、脳にとってはいい刺激となります。

親しい人と会話をするさいは、できるだけ新しい話題を取り上げてください。いつも同じ話題ばかりでは脳の刺激にはなりません。

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