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脳を刺激する「未来日記」をつけることで物忘れが減った!

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脳を使っていないと記憶することができなくなる

過剰なストレスに襲われがちな現代生活において、脳は非常に疲れやすく、物忘れしやすい状態に陥ります。だからといって、脳を使っていないと、いざ何かを記憶しなければならないというときでも脳がうまく働かず、記憶することができなくなります。

そうした脳疲れによる記憶力の低下を防ぐためには、積極的に脳を使う必要があります。では、記憶力アップを果たすにはいったいどうすればいいでしょうか。

医学博士で脳の学校代表の加藤俊徳先生は、これまで1万人以上の脳をMRI(磁気共鳴画像装置)で撮影し、脳画像を分析してきたところ、脳の機能別に120の区画に分類できることがわかりました。これを一言でいい表すと、「脳番地」です。

おすすめは「未来日記」をつける

この脳番地を、さらに人種の系統に分けることができました。人種の系統とは、伝達系脳番地・運動系脳番地・思考系脳番地・理解系脳番地・感情系脳番地・視覚系脳番地・記憶系脳番地・聴覚系脳番地です。

脳番地は、その人の経歴・職業・技能・性格などで発育状況が全く違います。

例えば、プロのスポーツ選手は運動系脳番地が発達しています。もし、引退して解説者になったとしたら、運動系
脳番地が衰えてきて伝達系脳番地・理解系脳番地が発達してきます。

このような脳番地で見ると、脳疲労で衰えた記憶力をアップさせるためには、記憶系脳番地を発達させる必要があります。その方法としておすすめしたいのが、「未来日記」です。

記憶系脳番地が活性化される

未来日記とは、朝の起床後、その日、自分がどう行動するかを考えて記し、翌朝、その結果はどうだったかを記すものです。決して、遠い未来のことを記すわけではありません。

この未来日記を書くために、自分がこうありたいというイメージを思い浮かべていきます。そのためには、自分の過去の記憶を思い出し、参照することが必要になります。つまり、先のことを考えて計画することは、記憶系脳番地・思考系脳番地を刺激し発達させるのに役立つわけです。

ちなみに、翌朝に前日の行動を検証するさいも、前日の記憶を引き出しているわけですから、記憶系脳番地が活性化されます。

時間を厳密に決めることが大切

では、未来日記のつけ方を説明しましょう。

まず、「今日の挑戦」を書きます。挑戦というと、すごく新しい取り組みを書くと思う人がいるかもしれませんが、それほどおおげさなものではありません。例えば、歌を1曲覚える、10分長く歩く、お金を一切使わない、「ありがとう」という言葉を絶対にいうなど、いつもの行動とは違うことを一つ決めて、実行するようにします。

次に、1日の予定を夜から決めていきます。朝から予定を決めるよりも、夜の寝る時間から決めたほうが、その日の予定が立てやすくなります。

予定は、時間を厳密に決めてください。例えば、友達と出かけるとしたら、友達と会っている時間はもとより、外出する時間、外出する準備の時間も記したいものです。

こうした時間決めにより、待ち合わせ場所までにどのくらいかかるか、外出準備の時間はどのくらいかかるかなど過去の記憶を引き出すことにつながります。時間をあいまいにすると、記憶系脳番地は十分に使われません。

こうして、朝の時間も決めたら、立てた予定を意識しっつ行動してください。ただし、あくまでも予定。変更があってもかまいません。

そして、就寝してから翌日の朝に、「今日の一行の学び」として、前日に最も心に残ったことを書くとともに、前日の予定がどう進んだかを記してください。「〇J「×」でもかまわないし、一言二言つけ加えて書いてもかまいません。

どんなに高齢でも記憶力は高まる

以上のように未来日記のつけ方を説明してきましたが、あまりおおげさに考えないでください。時間をしっかり決めさえすれば、何をするかについてはそれほど厳密に書く必要はないでしょう。

何をするかまで厳密に決めてしまうと、めんどうになって長続きしなくなるのが落ちです。毎日続けられる範囲で、未来日記を書いてみてください。

未来日記を毎日つけていれば、記憶系脳番地がしっかり刺激されて発達してきます。そうすれば、ど忘れ・うっかり忘れなどの物忘れだって速やかに改善されるでしょう。

よく年を取るにつれて記憶力が衰えるといわれますが、これは明らかな間違いです。記憶力が衰えたという人は、記憶系脳番地を刺激していないだけで、刺激をすればどんなに高齢であっても、記憶力が高まってきて物忘れをなくすことができるのです。

実際に加藤俊徳先生は、脳の学校を主宰して、各種の脳番地を発展させる講座なども開いてきました。その中で、実際に未来日記などをやってもらうこともありますが、いざ実践すると物忘れが減ったという人がおおぜいいるのです。

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