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物忘れ防止の食べ物・飲み物

物忘れの防止に役立つ「アマニ油」でドロドロ血液も解消

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世界中で注目を集めるα-リノレン酸

前の記事では、食事でとりすぎているリノール酸が、動脈硬化を進行させる一因であることを説明しました。

そうした過剰なリノール酸の害を打ち消す切り札が、α-リノレン酸です。α-リノレン酸はリノール酸と正反対の働きをして動脈硬化の進行に歯止めをかけてくれるのです。

こうしたα-リノレン酸、あるいはα-リノレン酸を多く含むアマニ油の健康効果は世界中で注目され、研究・試験報告が相次いでいます。

例えば、米国では、1000人を上回る規模で心疾患の家系調査が行われ、α-リノレン酸を多くとっている人ほど血液中の中性脂肪沙少なく、致死性の心臓発作や頸動脈のプラーク(血管壁にできる脂肪分の隆起堆積物)ができにくいことが報告されています。

米国厚生省(H S S)は「ヘルシーピープル2000」の中で、アマニを機能性食品として推奨し、米国食品医薬品局(FDA)も、「アマニ油に多く含まれるα-リノレン酸をはじめとするn-3系の脂肪酸は心臓病のリスクを低減する」という表示を認めています。

アマ二油の50~60%はα-リノレン醸

ちなみに、日本人が標準的な食事をした場合に摂取するリノール酸とα-リノレン酸の比率は、10対1とも20対1ともいわれています。この摂取比率の差を小さくするため、厚生労働省は2005年に「日本人の食事摂取基準」の中で、α-リノレン酸を中心とするn-3系脂肪酸の1日当たりの摂取目標量を、男性2.2g、女性2.0gと定めました。

アマニ油には50~60%のα-リノレン酸が含まれているので、1日に小さじ2杯(約10g)くらいとればいいことになります。それと同時に、ふだんの食事でリノール酸の摂取をできるだけ減らすよう意識することも必要でしょう。

アマニ油には、実は一つ弱点があります。それは、熱や光が苦手で酸化されやすいということで、加熱調理には向かないのです。そのため、アマニ油は生の食品や加熱調理後の料理にかけてとり、開封したアマニ油は冷蔵庫で保存して、できるだけ早く使い切る必要があります。

熱に弱いアマニ油はそのままとるのが重要

東京都中央区鶴見クリニック院長の鶴見隆史先生は、ドロドロ血液の解消をはじめとする健康維持のために、食物酵素を積極的にとるよう患者さんに指導しています。

そもそも酵素とは、体内で行われる化学反応を助ける物質のこと。すべての生命活動は酵素なくして行うことができません。この酵素が体内で十分に働けば、血液をサラサラに保つことにつながるのです。

酵素は、体内で作られる「潜在酵素(代謝酵素)」と食べ物からとる「食物酵素」に大別され、食物酵素をできるだけ多くとることが、潜在酵素を働かせて健康を維持する秘訣です。

野菜や果物、納豆やヨーグルトなどの発酵食品は、食物酵素を特に多く含む食材です。しかし、酵素は48度以上になると働きが止まってしまうので、野菜や果物はできるだけ生で食べるほうが好ましいのです。

さらに、野菜や果物を生のまますりおろしたりジュースにしたりすれば、細胞膜が壊れて、より効率よく食物酵素を補うことができます。

酵素とアマニ油の健康効果を最大限に活かす

そこで、フルーツヨーグルトや野菜ジュース、ダイコンおろしにアマニ油を加えたり、刻んだ薬味を添えた納豆にアマニ油を足したりすれば、豊富な食物酵素をとれるだけでなく、アマニ油を1日に小さじ2杯くらい摂取することは、さほど難しくないでしょう。

現在、アマニ油はいくつもの製品が市販されており、健康食品店やデパート、スーパー、通信販売などで比較的容易に入手できます。

鶴見クリニックには、食物酵素とアマニ油を横梅的にとっている患者さんが多いのですが、高中性脂肪が改善された、認知機能が高まり物忘れが減った、おなかの脂肪が減ったなどの報告をしてくれる人が少なくありません。

体内の水分が失われ、ドロドロ血液が加速する夏は、特に酵素とアマニ油の健康効果を最大限に活かし、酷暑を乗り切ってほしいと思います。

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